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zoom RSS 子供の悪戯が元で、敢え無い最期を遂げたハイイロヒレアシシギ

<<   作成日時 : 2012/04/28 22:49   >>

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 隣に居たカメラマンが、誰に言うともなくボソッと呟きました。
 「子供は時として残酷だよな。だけど、相手が子供では怒れないし。」

 それにしても、余りにもあっけない、しかし余りにも悲しすぎる結末でした。
 こんな写真は、二度とBlogに掲載したくありません。

 しかし、傍で黙ってみていたお父さん。この機会に、お子さんに教えてあげてください。生命の尊さ、小さいもの、弱きもの、傷ついたものへの思いやりと慈しむ心。

 昨冬野川に、冬羽のハイイロヒレアシシギが来たときにも、びっくりしましたが・・・
 一月前の低気圧の通過以降、千葉県には集団が入っていると聞いてはいましたが、まさか野川に夏羽のハイイロヒレアシシギが来るとは。
 朝、連絡を受けたときには、とるものもとりあえず、すっ飛んで行きました。昼過ぎには、川の両岸に数十人が並ぶ騒ぎに。
 そうして一日遊んでくれた写真は、この後掲載しますが。

 彼女(雌のようです)は、足を傷めていました。かなり辛いのでしょう。岸辺に座り込んでいても、嘴で足の付け根を擦り、頻繁に姿勢を変えていましたから。
 それでも、いや、それだから尚更のこと、食べて栄養をつけなければいけません。ここまで何千kmも旅をしてきて、まだこれから北極圏まで行き、子孫を残さねばならないのですから。
 痛い足を引きずり、午後の食事を終えて、またさっきまで休んでいたところに戻ろうとしました。しかし、其処には、さっきまで居なかった親子連れが川遊びに入っていました。
 その子供が、彼女が降り立ったところに、いきなり網を被せたのです。びっくりした彼女は、ふらふらと飛び上がり、なんとか網をかわしましたが、10m程下流の川の中ほどに、よろけるように降り立ちました。
 この一はばたきが、彼女の命運を分けてしまいました。最前から虎視眈々と様子を窺っていたカラスは、これを見逃しませんでした。一陣の風と共に、襲いかかるカラス。彼女は体制を立て直す隙もあらばこそ、あっという間に掴ってしまいました。

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 野川では、私が生きているうちには、二度と見られないかも知れないハイイロヒレアシシギ。
 迷わず成仏してくれよ。その夜は、線香を一本だけ焚きました。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
初めまして。
悲惨な話ですねー。
「お子さんに教えてあげてください。
生命の尊さ、小さいもの、弱きもの、
傷ついたものへの思いやりと慈しむ心。」
本当にそのとおりですねー。

路傍の小石
2012/05/01 17:58
⇒ 路傍の小石さん
こんばんは。コメントありがとうございます。
はい。野鳥写真を撮る人間は、猛禽の食事シーンなどは、結構見慣れているものなんですが、さすがにこの時は皆押し黙ってしまい、言葉もありませんでした。
最近、生物多様性などということが結構言われますが、大上段に振りかぶらなくてもいいから、まず身近なところから少しづつ考えたいですね。
ExCandle
2012/05/01 20:46
おはようございます。自然の摂理は厳しいですね。わたしは子供の幼馴染を2人交通事故でなくしました。1人は幼稚園の可愛い盛りに。もう1人は成人式を前にした娘盛りに。どんなに悔やんでも取り返しがつきません。命はたった一つ。精一杯生きましょう&生かしてあげたいものです。
ことり
2012/05/17 08:53
⇒ ことりさん
こんにちは。何時も書き込み、ありがとうございます。

お子さん、ショックだったでしょうね。
「命はたった一つ。精一杯生きましょう&生かしてあげたいものです」
はい。それこそが生き残った者(のみ)に出来ることですね。
ExCandle
2012/05/17 14:11

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